コロナ禍では、結婚式場探しは、そのキャンセル法とセットで探すのがポイント
目次
式場相談カウンターでコロナ禍の婚姻破棄が急増中
結婚式の準備を重ねた後、コロナでキャンセルと同時に婚約破棄!
「病める時も、健やかな時も新婦新郎を愛しますか?」「はい!」
との誓いを立てたカップルが、海外への新婚旅行から帰国途上の成田で、お互いの性格の不一致で破局!
かつてバブル時代といわれた時には、このような友人の新婚カップルの破局を耳にすることがしばしあったものだ!
新婚旅行を通じて、パートナーとしての適格性がないと判断したためだ!
その当時は、成田離婚の話を聞く都度、誓いにもかかわらず、のっけから愛せなかったのか?と驚愕した。
バブル期という時代背景から、他に選択肢は、いくらでもあるという幻想も追い打ちをかけていた!結婚式や披露宴の費用だけでも、相当な金銭的出捐をしている。
成田離婚よりも早い時期の婚約破棄なので要注意
結婚式場のキャンセル費用が高額で、その後、予算不足で式の日程が組めず!
2020年4月、結婚式の式場予約カウンターでコロナ禍で結婚式延期なら、結婚キャンセルというカップル急増していた!
結婚式の準備を重ねたにも関わらず、高額な式場のキャンセル費をしはらって、新郎による結婚式の取りやめが勃発!
結婚式のゲストとして出席する上で、新郎の上司や同僚にコロナ感染のリスクだあるがゆえに、結婚式と披露宴を延期しようとしたところ、キャンセル料が、数百万円もかかることが判明!
新郎の必死の交渉により、キャンセルする式場と同じ結婚式場で、延期が可能なら、数百万のキャンセル料を延期後の式と披露宴の費用に充当できるので、実質的には、キャンセル料は、タダになるというところまでこぎつけた。
同じ結婚式場での延期のケースでも、延期料金だけで、60万円もかかるところが、多いのに、新郎の必死の交渉が功を奏したのだ。
しかし、延期して、上記の同じ結婚式場で、式と披露宴を挙げるには、新婦側の日程がまったく合わないことが、判明してしまう。
ついに、新郎は、結婚式場の日程やプランの主導権を握っていた新婦を無視して、一方的に、式場側とスケジュール調整をするようになっていく!
新婦が納得のいかない交渉を新郎が独断で行ったことに激昂し、ついに新婦が、結婚は、なかったことにしようと切り出してしまった。
新郎も感情的になり、そのまま結婚キャンセルへ!婚約が成立していても、双方による婚姻破棄に!
婚姻破棄による式場のキャンセルは、延期の場合と異なり、キャンセル費用を全額を支払うことになる。
実際に、このカップルは、婚姻を破棄したうえに、数百万円のキャンセル費用を現実に支払った。
新郎新婦の判断よりも、地方に住む親族の強い要請で2回目の延期も!
1回目と2回目の結婚式延期との間で、コロナ禍への地方の反応が、180度転換
- 1回目の延期→2020年5月末から同9月末へ!
- 2回目の延期→2020年7月末から2021年6月末へ
2020年3月上旬の時点で7月末の結婚式場の申し込みをしたあるカップルが、5月末になって、同じ結婚式場で9月に延期した。
ところが、7月末になると、さらに翌年の2021年6月に2回目の延期!
2020年7月末には、連日、コロナ感染者数が、過去最高の数となる。
東京だけでなく、感染者0だった岩手などでも、感染者1号が、発生し、世間を騒がせる。
それでも、経済的損失を考慮して、国も自治体も自粛要請を再度宣言することもなく、有効な政策が投下されていなかった。
5月末と7月中旬とでは、首都圏と比べて、地方在住者のコロナへの反応に仕方が、全く異なる。
コロナよりも、感染者や感染のおそれのある行動に出た人への周囲の対応が怖い!
以下、上記2回の結婚式場の延期をしたカップルへの実際の赤裸々なインタビュー
はい。このときは、パートナーの勤務先の上司の方や、同僚、などに、心理的に感染リスクの負担を負わせたくないという判断から、9月末に変更しました。
5月の連休での旅行なども自粛モードだったので、2ケ月後の7月末では、まだ終息するのに、充分ではないと判断してのことです。
私(新婦)の父は、むしろ7月末に予定通リに挙式したほうが、ベターでは?と心配していました。昔から結婚の御縁というものは、タイミングが重要だからという理由です。
私(新婦)が、式の日程や、会場の選考に関して、主導権を握っていたので、こちら側でパートナーである新郎の立場を慮ってあげないと、新郎からは、なかなか切り出しにくいのでは?と父に話すと、それなら、自主的な判断に委ねるので、と折れてくれました。
新郎側の親族も、新郎が、私の意向を説明したところ、異論なく、延期を受諾したようです。
年内の延期でかつ同じ結婚式場内での延期なので、延期料も60万円かかりますが、すべて、延期後の挙式費用に充当してくれるということでした。
60万円を現実に支払いましたが、費用の前払いなので、それほど痛手に感じることもありませんでした。
はい。
特に、私の親族は、父をはじめ地方なのですが、東京での挙式のため、田舎から、東京へ出ていくこと自体極めて問題だとの結論にいたったようです。
地方では、コロナウイルスよりも万が一の感染に対する人の暴言や暴行を恐れるようです。地方は都会よりもプライバシーの筒抜け度が高いので、どこの家が結婚式で東京へでかけていったという情報がすぐに流通してしまいます。
私の父の田舎では、東京へでかけたら,1週間は、自宅待機するのが常識らしいです。親族も含めて、1週間も自宅に待機させるわけには、いかないというのが、その延期への強い要請の理由です。
翌年の6月への延期は、契約金額の20%の延期料で済むということでしたが、キャンセルだと、2ケ月前のキャンセルなので、契約金額の80%のキャンセル料がかかると言われました。金額にして300万円ほどの金額になります。
延期料なら60万円で、済むので、キャンセルは考えなかったです。
2回延期しまして、合計120万円の延期料を支払いました。ただ延期後の挙式費用に、充当してもらえるということで、式場そのもののキャンセルよりは、はるかに、良心的な対応と思いました。
東京のメイン会場と地方のサブ会場に分けた、ご祝儀に見合うオンライン挙式とは?
ゲストに招待状をだしていたのですが、コロナが、ここまで重い雰囲気になると、コロナ禍中でも真に、来てほしいゲストか?という意味で、来てもらわなくてもいいゲストが、出てきました。
でも、いまさら、来なくともいいですという案内状をだすわけにもいかなく、相手にも迷惑をかけて申し訳ないという気持ちになりました。
あと、私(新婦)も30を過ぎた年齢で、実の親から、外孫の顔を早く見たいと言われていました。でも1年近く、挙式が伸びたことで、子作りの予定が狂ってしまったという感もありました。
今から、結婚式場を探しをするカップルの注意点!2020年9月現在
実際に、コロナ禍で、結婚式の披露宴への招待を受けたゲストが、その出席を辞退するかどうか?は、理屈ではなく感情の問題である。
自粛期間が解除され、リスクが押さえられたと理性的に判断することよりも、雰囲気的に、コロナに感染したらどうしよう!という感覚的な判断をしてしまいがちである。
同じ冠婚葬祭でも、葬儀のように、最後のお別れになるのなら、縁のあった故人のもとへ、と判断する傾向が強い。
その結果、ゲストへ招待状を送付してみないと、出席予定人数すらわからないのが、コロナ禍での挙式や披露宴である。
これから式場を探すカップルは、最低限、当初予定した披露宴の会場を、後に、キャンセル料なしで,同じ結婚式場の中の別の会場に、変更できるとが肝要となる。
ゲストへの紹介状を出したところ、出席人数が、当初の予定した人数をはるかに下回ることが起こりうるからである。
今からの結婚式場探しで注意すべきチェックリスト
これからの結婚式探しで注意すべきリスト
- 後からどんどん費用が高くならないか?
プランによっては、オプションプランで後から費用がかさむものを念頭にした見積もりもあり、要注意!
- ドレスの種類が多く、持ち込みも可能か?
ドレスは、式の主役である花嫁の印象を決める重要なアイテム!選択肢がたくさんもてるプランかどうか?が決め手!
- ゲスト用の控え室や待合室は充分なスペースか?
地方から、首都圏にお誘いするゲストには、狭いスペースはご法度!疲れがどっとでてしまう!
コロナ禍で特に確認すべきリスト
- そもそもキャンセルができるかどうか?
キャンセルの種類によっては、そもそもキャンセル自体できないものもある。
- キャンセル費はどのくらいかかるか?
どのくらいのキャンセル費かどうか?調べると同時にその額が、相場の範囲か?を確認すること
結婚式の延期のコツは、プレ花嫁としての新婦の感情へ付き添う気配りが必要!
しかし、逆に結果のリスクだけで、無条件に延期すると、プレ花嫁が、納得がいかないシーンも出てくる。
プレ新郎は、結果のリスクのみを考慮しがちだが、プレ花嫁は、プロセスを重視する。
プレ花嫁は、いままで、計画してきた、結婚式のプランの中で、活かせるものは、活かしたいいと考える傾向がある。
さらに、男性は、議論することを、前向きな、解決策の発見手段と捉える。
これに対して、女性にとっての議論は、ときに、闘争と捉える。
プレ新郎もプレ新婦も気持ちに余裕をもちつつ、結婚式場の延期やキャンセルを話合う必要がある。
そのためには?
①入籍手続と ②式、披露宴を分けて、②の式、披露宴は、延期! ①の入籍手続は、両家の合意を得て、結婚式の日程をキャンセルする前後で行っておく! ※モニュメントを残す意味で、身内だけの小規模披露宴はあり。
挙式や披露宴は、法律上結婚することとは、無関係で、たかがセレモニーに過ぎない!
コロナ禍で、たかがセレモニーに振り回され、結婚への気持ちが萎え、婚姻解消することほど、バカげた話はない。
ただし、たかがセレモニーだが、逆に入籍手続だけでは、人生で一度か二度の結婚としては、味気ないのも確かである?
そこで、結婚式場の予約を延期する際に必ずやっておくこととしては、
=プレ花嫁が、記念としてやっておくこと=①フォト婚 +②入籍手続=婚姻届けの2点である。
このあとに、延期の挙式と披露宴がコロナ禍で滞ったとしても、二人の結婚への気持ちが、冷めるようなことはない。
コロナ禍で、結婚式場の本契約をキャンセルする際の注意点
2020年6月現在では、コロナ禍による自粛規制が全国的に解除されており、結婚式場も、自粛をせずに営業が可能!
ただし予定日に、コロナ第2波によって再度、自粛要請が行われる可能性もあり、結婚式の日程に関しては、細心の注意を!実際に、医療の専門家の間では、2,020年11月以降に、コロナ感染の第2波が、到来する可能性が高いとみている。
式場側の自粛によって、カップル側の意向と無関係に、式や披露宴を挙げることができなくなる場合も起こりうる。
もっともこの場合は、式場側からのキャンセルに当たるので、カップル側が、キャンセル費用を払う義務はない。
すでに、特定の結婚式場で、式と披露宴を予約しているカップルが、キャンセルするには、十分な調査が必要!
結婚式場のキャンセルには、2種類のキャンセルがあるからだ!
広義のキャンセルとは、【日程のキャンセル】すでに決めた日程をキャンセルにして、同じ結婚式場で別の日程で振替をすること。
狭義のキャンセルとは、【結婚式場のキャンセル】結婚式場の予約を破談にして、同一の結婚式場で振替も一切行わない解約をすること。
今、あなたが、検討しているキャンセルは、結婚式場は変えずに、日程をキャンセルして、別の日に振替をする【日程のキャンセル】なのか?
それとも、一度予約をいれた結婚式場そのものをキャンセルす【結婚式場のキャンセル】か?
両者のどちらのキャンセルを検討しているのか?を明確にする必要がある。
キャンセルができるための条件や、手続が、この両者で異なるからである。

さらに、ゲストに披露宴の案内を送付している場合、変更の告知もしなければならない。
結婚式の高額キャンセル料金が、無駄にならないように、挙式をとにかく挙げる方向でのみ問題を解決するのは、表面的にすぎる!
もしも結婚式や、披露宴に参加された方が、コロナに感染したらお金では、解決しがたい信頼への溝をつくってしまうことになる。
式場での感染でなく、式場への移動中の交通機関の利用などで、感染した場合でも、「出席しなければよかった!」という落胆を否めないからである。
新郎の勤務先の同僚や上司に、結婚式に出席することで、交通機関も含めて感染したなんて、どれだけ迷惑がかかるか?金銭には、見積もれない信頼の損失というリスクを負担することになる。